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東京23区凶悪犯罪ランキング(2025年度)

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本記事は、警視庁が公表した2024年の凶悪犯罪統計(殺人・強盗・放火・強制性交など重大事件のみ)を再集計し、人口10万人当たり件数で東京23区を一覧化したものです。数字の背景にある街の特徴や、統計の読み方、日常生活にすぐ活かせる防衛策までを網羅的にまとめています。コーヒー片手にじっくりどうぞ。


1. 集計方法と指標の意味

凶悪犯罪は「件数」だけを並べると人口が多い区ほど大きな数字になりがちです。そこで本記事では人口10万人当たり件数を主要指標とし、発生件数 ÷ 人口 × 100000で算出しました。対象罪種は下記4区分のみです。

  • 殺人(未遂を含む)
  • 強盗
  • 放火
  • 強制性交

その他凶悪犯は、上記4罪種に収まらない凶悪カテゴリ(組織的加重暴行など)です。窃盗や詐欺など他の犯罪は含めていません。


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2. 2024年 凶悪犯罪ランキング表

順位区名代表駅凶悪犯罪数人口10万人当たり強盗その他凶悪犯
1新宿区新宿12334922635.23192
2豊島区池袋7929165027.12158
3渋谷区渋谷6223060926.92042
4千代田区東京166875523.3412
5港区品川5526630620.71045
6台東区上野4221238819.8834
7中央区銀座2917683516.4425
8墨田区錦糸町3428455511.9826
9荒川区日暮里162192687.3214
10文京区後楽園172321777.3314
11江戸川区小岩466899616.71333
12足立区北千住456932236.51035
13板橋区板橋345729275.91222
14目黒区中目黒152795205.4213
15葛飾区柴又244670005.11014
16中野区中野173373775.0611
17大田区蒲田357336344.81124
18品川区大井町194082804.7514
19江東区東陽町245391084.5420
20北区赤羽163577014.5610
21世田谷区下北沢349181413.71222
22練馬区練馬227415403.0517
23杉並区荻窪165728432.888

表は凶悪犯罪のみを対象としています。軽犯罪や財産犯は一切含まれていませんので、数字は少なく見えても一件当たりのインパクトは極めて大きい点にご注意ください。


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3. トップ5区の深掘り分析

新宿区(35.2件/10万人)

昼夜を問わず人流が多い駅東口〜歌舞伎町エリアに強盗が集中し、その他凶悪犯も9割近くが同エリアで発生しています。区は防犯カメラの増設に加え、深夜帯の路上環境改善を重点施策として打ち出しています。

豊島区(27.1件/10万人)

池袋駅周辺は再開発で夜間人口が増加し、路上強奪型の強盗が顕著です。区は店舗オーナー向けの防犯アドバイザー派遣事業を導入し、閉店時の複数人退店や照度改善を推進しています。

渋谷区(26.9件/10万人)

センター街〜道玄坂の雑踏を背景に集団型強盗が多発。AI解析カメラと警察連携で現場到着の迅速化が図られていますが、未成年加害者の再犯抑止が課題です。

千代田区(23.3件/10万人)

居住人口が少ない一方、昼間人口が数倍になるため比率が高めに出ます。金融機関連携による現金輸送のリスク分散が奏功し、輸送襲撃件数は減少傾向です。

港区(20.7件/10万人)

六本木〜赤坂の深夜帯に組織的加重暴行・強制性交が集中。区は多言語通報システムを導入し、外国語通報のレスポンス時間短縮に取り組んでいます。


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4. 中位グループの動向(6位〜12位)

台東区・中央区は観光拠点を中心に、昼間の混雑が夜間の強盗リスクに直結する傾向です。一方、江戸川区・足立区は住宅街での偶発的強盗が目立ち、照明・カメラ設置など住民参加型の対策が進んでいます。


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5. 下位グループのポイント(13位〜23位)

下位層は大型繁華街を持たず数字は落ち着きますが、人口規模が大きい区では件数自体は少なくないため油断は禁物。世田谷区では住宅街の暗い路地が発生地点の半数超を占めるなど、場所の特性が数字以上に重要です。


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2023→2024の凶悪犯罪総件数は23区合計で3.4%増。特に強盗が6.2%増と伸びが大きく、SNSを介した「闇バイト」募集が背景にあると分析されています。


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7. 凶悪犯罪を左右する6つの因子

  1. 人流密度── 雑踏は犯行・逃走ともに容易。
  2. 路地構造── 抜け道の多さが逃走成功率に直結。
  3. 照度── 照明増設と強盗減少は相関傾向。
  4. 防犯カメラ密度── 検挙率向上に寄与。
  5. 夜間経済規模── 深夜営業エリアが多いとリスク増。
  6. オンライン犯罪仲介── 加害者募集が容易化。

8. 今日から取れるセルフディフェンス策

  • 夜は照度の高い大通りを優先し、裏道ショートカットは避ける。
  • 終電後はタクシー・配車アプリを活用し、乗車後すぐにドアロック。
  • 歩行時にスマホのライト常時点灯で接近抑止。
  • 家族や友人と位置共有アプリを常時オンに。
  • 自宅周辺は人感センサーライト防犯カメラで可視化。

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9. 区・警察・民間の最新対策

  • 新宿区── 防犯カメラを2025年春までに1500台へ拡大。
  • 渋谷区── 深夜帯の路上滞留者削減へテイクアウト割実証実験。
  • 港区── 多言語通報システムでレスポンス2分短縮
  • 千代田区── 現金輸送車と警察をGPS連携
  • 江戸川区── 住宅街向け地域防犯チャットを拡大。

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10. まとめと今後の展望

2024年は強盗増が上位5区を中心に顕著でしたが、各区のハード・ソフト対策が進みつつあります。個人レベルでは「リスクを避ける動線設計」が依然として最重要。この記事が、安全な都市生活の一助になれば幸いです。


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11. データ出典

  • 警視庁「区市町村別・罪種別認知件数 2024年版」
  • 総務省統計局「住民基本台帳人口 2024年1月1日現在」

※本記事は凶悪犯罪(殺人・強盗・放火・強制性交など)のみを扱い、軽犯罪や財産犯は含めていません。

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