静岡県は富士山・伊豆半島・遠州灘と多彩な自然を持つ中部地方の県で、自動車・食品・製紙など幅広い産業が集積しています。遠州地域(浜松・磐田・菊川周辺)を中心に外国人住民が多く、全国屈指の多文化共生エリアを形成しています。本記事では、静岡県内の市区町村を外国人比率でランキング形式にまとめました。2026年度の最新データに基づいています。

静岡県 外国人比率ランキング 全市区町村一覧
以下の表は、静岡県内の全市区町村を外国人比率の高い順に並べたものです。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ静岡県に外国人住民が多い地域があるのですか?
A. 静岡県では製造業・農業・漁業・観光業などの産業において外国人労働者の需要が高く、技能実習・特定技能などの在留資格で来日した外国人が定住するケースが増えています。また都市部では留学生や「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人も多く居住し、地域経済を支える重要な存在となっています。
Q. 外国人が多い地域は治安が悪いのですか?
A. 外国人が多いことと治安の悪さは必ずしも直結しません。犯罪統計を見ると、外国人比率と犯罪発生率の間に明確な相関はなく、地域の治安は行政のサポート体制・地域コミュニティの連携・経済状況など多くの要因によって決まります。実際に外国人比率が高くても治安の良い地域は数多く存在します。
Q. どのような在留資格の外国人が多いですか?
A. 在留資格は地域の産業構造により異なります。製造業・農業が盛んな地域では「技能実習」「特定技能」が多く、都市部では「永住者」「日本人の配偶者等」「留学生」「技術・人文知識・国際業務」などが多い傾向があります。静岡県では地域の産業特性に応じた多様な在留資格の外国人が居住しています。
Q. 今後の外国人人口の見通しはどうなりますか?
A. 日本全体の少子高齢化・労働力不足を背景に、外国人労働者・移住者の受け入れは今後も拡大する見通しです。静岡県においても産業の担い手として外国人住民のさらなる増加が予測されており、多文化共生社会の実現に向けた行政・地域コミュニティの取り組みが一層重要になるでしょう。
| 順位 | 市区町村 | 総人口 | 外国人数 | 外国人比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 菊川市 | 47,179 | 4,031 | 8.5% |
| 2 | 吉田町 | 28,964 | 2,426 | 8.4% |
| 3 | 湖西市 | 57,216 | 4,210 | 7.4% |
| 4 | 袋井市 | 87,941 | 5,916 | 6.7% |
| 5 | 牧之原市 | 42,326 | 2,659 | 6.3% |
| 6 | 磐田市 | 165,426 | 9,835 | 6.0% |
| 7 | 掛川市 | 115,126 | 5,423 | 4.7% |
| 8 | 清水町 | 31,637 | 1,447 | 4.6% |
| 9 | 東伊豆町 | 11,093 | 478 | 4.3% |
| 10 | 焼津市 | 135,294 | 5,787 | 4.3% |
| 11 | 浜松市中央区 | 604,410 | 25,407 | 4.2% |
| 12 | 御前崎市 | 29,715 | 1,223 | 4.1% |
| 13 | 熱海市 | 33,290 | 1,241 | 3.7% |
| 14 | 御殿場市 | 83,487 | 2,941 | 3.5% |
| 15 | 森町 | 16,968 | 562 | 3.3% |
| 16 | 富士市 | 246,491 | 7,578 | 3.1% |
| 17 | 沼津市 | 185,758 | 5,692 | 3.1% |
| 18 | 静岡市駿河区 | 205,565 | 5,871 | 2.9% |
| 19 | 浜松市浜名区 | 154,669 | 4,305 | 2.8% |
| 20 | 小山町 | 16,975 | 463 | 2.7% |
| 21 | 富士宮市 | 126,857 | 3,267 | 2.6% |
| 22 | 西伊豆町 | 6,639 | 160 | 2.4% |
| 23 | 島田市 | 94,747 | 1,961 | 2.1% |
| 24 | 下田市 | 19,282 | 391 | 2.0% |
| 25 | 静岡市清水区 | 223,176 | 4,323 | 1.9% |
| 26 | 川根本町 | 5,700 | 109 | 1.9% |
| 27 | 浜松市天竜区 | 24,845 | 461 | 1.9% |
| 28 | 裾野市 | 48,688 | 888 | 1.8% |
| 29 | 伊豆市 | 27,748 | 484 | 1.7% |
| 30 | 伊東市 | 64,438 | 1,058 | 1.6% |
| 31 | 藤枝市 | 139,870 | 2,254 | 1.6% |
| 32 | 伊豆の国市 | 45,983 | 722 | 1.6% |
| 33 | 河津町 | 6,398 | 100 | 1.6% |
| 34 | 三島市 | 104,961 | 1,602 | 1.5% |
| 35 | 静岡市葵区 | 244,034 | 3,676 | 1.5% |
| 36 | 長泉町 | 43,705 | 598 | 1.4% |
| 37 | 函南町 | 36,105 | 452 | 1.3% |
| 38 | 南伊豆町 | 7,340 | 71 | 1.0% |
| 39 | 松崎町 | 5,658 | 39 | 0.7% |
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第1位:菊川市(外国人比率 8.5%)
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ブラジル | 2,194人 |
| フィリピン | 1,007人 |
| ベトナム | 375人 |
| 中国 | 148人 |
| インドネシア | 145人 |

菊川市は静岡県中西部に位置し、外国人比率8.5%と県内トップです。全国有数のお茶の産地でありながら、輸送機器・食品製造業も盛んで、ブラジル・ベトナム・フィリピンを中心とした多くの外国人労働者が就労しています。茶畑が広がるのどかな景観と多文化共生のコミュニティが共存するまちです。
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第2位:吉田町(外国人比率 8.4%)
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| フィリピン | 590人 |
| ベトナム | 577人 |
| ブラジル | 381人 |
| ネパール | 276人 |
| インドネシア | 211人 |

吉田町は榛原郡に位置し、駿河湾に面した小さな工業・漁業の町です。外国人比率8.4%と県内2位で、製造業工場への外国人就労が多く、人口規模に対して外国人数が突出しています。コンパクトながら多国籍な住民が暮らす活気あるコミュニティが形成されています。
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第3位:湖西市(外国人比率 7.4%)
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ブラジル | 2,260人 |
| ペルー | 566人 |
| インドネシア | 453人 |
| ベトナム | 407人 |
| フィリピン | 298人 |

湖西市は浜名湖の西岸に位置し、外国人比率7.4%と県内3位です。自動車部品産業が集積しており、ホンダ・スズキ関連の工場が多く立地しています。ブラジル・ベトナムなど多国籍な外国人労働者が4,210人と多数居住し、浜名湖の美しい風景の中に活気ある多文化コミュニティが根付いています。
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第4位:袋井市(外国人比率 6.7%)
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ブラジル | 3,197人 |
| ベトナム | 1,055人 |
| フィリピン | 406人 |
| 中国 | 306人 |
| インドネシア | 277人 |

袋井市は「どまんなか袋井」として東海道の中間地点として知られ、現在はヤマハ発動機をはじめとする製造業の集積地です。外国人比率6.7%と県内4位で、外国人数5,916人は県内上位水準です。ブラジル・ベトナムなど多国籍な住民が多文化共生のコミュニティを形成しています。
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第5位:牧之原市(外国人比率 6.3%)
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ブラジル | 1,444人 |
| フィリピン | 516人 |
| ベトナム | 359人 |
| 中国 | 138人 |
| インドネシア | 117人 |

牧之原市は静岡空港を擁し、日本最大級の茶産地「牧之原台地」で知られます。外国人比率6.3%と県内5位で、茶園での農作業・食品加工業への外国人就労者が増えています。緑茶の産地として国際的にも注目される地域で、多文化共生の取り組みが進んでいます。
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静岡県の外国人比率 市区町村別グラフ(上位10位)

静岡県の外国人コミュニティの特徴
- 遠州地域(磐田・袋井・菊川・掛川・湖西)に外国人住民が集中
- ブラジル・ベトナム・フィリピンが主要な外国人コミュニティを構成
- 自動車・輸送機器産業(ホンダ・ヤマハ・スズキ関連)が外国人雇用の中心
- 浜松市中央区は外国人数25,407人と県内最多の絶対数を誇る
- お茶産地(菊川・牧之原)では農業従事の外国人も多い
まとめ
静岡県の外国人比率ランキングでは、菊川市・吉田町・湖西市・袋井市・牧之原市など遠州地域が上位を独占しました。自動車・製造業を軸とした外国人コミュニティが県西部に集中しており、静岡県は全国有数の多文化共生エリアとなっています。静岡県への移住・転居を検討される際は、外国人コミュニティの状況も参考にしてみてください。
静岡県の外国人 国籍別ランキング(令和6年末)
法務省「在留外国人統計(令和6年12月末)」による静岡県在住の外国人の国籍別内訳です。
| 順位 | 国籍・地域 | 人数 |
|---|---|---|
| 1位 | ブラジル | 32,151人 |
| 2位 | フィリピン | 20,737人 |
| 3位 | ベトナム | 20,277人 |
| 4位 | 中国 | 10,555人 |
| 5位 | インドネシア | 7,356人 |
静岡県ではブラジルが最も多く、ブラジル・フィリピン・ベトナムを中心とした外国人が居住しています。日系ブラジル人を中心とした定住者・永住者が多く、製造業・自動車産業の担い手として重要な役割を果たしています。在留外国人の国籍構成は地域の産業・歴史・地理的条件を色濃く反映しており、多様な文化的背景を持つ人々が地域社会に貢献しています。
静岡県の治安情報もチェック
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