秋田県では、農業・林業が盛んな山間部の市区町村を中心に外国人技能実習生が増加しています。本記事では、総務省の住民基本台帳(令和7年)をもとに、秋田県内25市区町村の外国人比率ランキングを完全公開します。

秋田県 外国人比率ランキング 完全版(全25市区町村)
以下の表は、秋田県内の全市区町村を外国人比率の高い順に並べたものです。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ秋田県に外国人住民が多い地域があるのですか?
A. 秋田県では製造業・農業・漁業・観光業などの産業において外国人労働者の需要が高く、技能実習・特定技能などの在留資格で来日した外国人が定住するケースが増えています。また都市部では留学生や「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人も多く居住し、地域経済を支える重要な存在となっています。
Q. 外国人が多い地域は治安が悪いのですか?
A. 外国人が多いことと治安の悪さは必ずしも直結しません。犯罪統計を見ると、外国人比率と犯罪発生率の間に明確な相関はなく、地域の治安は行政のサポート体制・地域コミュニティの連携・経済状況など多くの要因によって決まります。実際に外国人比率が高くても治安の良い地域は数多く存在します。
Q. どのような在留資格の外国人が多いですか?
A. 在留資格は地域の産業構造により異なります。製造業・農業が盛んな地域では「技能実習」「特定技能」が多く、都市部では「永住者」「日本人の配偶者等」「留学生」「技術・人文知識・国際業務」などが多い傾向があります。秋田県では地域の産業特性に応じた多様な在留資格の外国人が居住しています。
Q. 今後の外国人人口の見通しはどうなりますか?
A. 日本全体の少子高齢化・労働力不足を背景に、外国人労働者・移住者の受け入れは今後も拡大する見通しです。秋田県においても産業の担い手として外国人住民のさらなる増加が予測されており、多文化共生社会の実現に向けた行政・地域コミュニティの取り組みが一層重要になるでしょう。
| 順位 | 市区町村名 | 総人口 | 外国人数 | 外国人比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 雄勝郡東成瀬村 | 2,334 | 149 | 6.4% |
| 2 | 北秋田郡上小阿仁村 | 1,869 | 20 | 1.1% |
| 3 | 鹿角郡小坂町 | 4,421 | 42 | 0.9% |
| 4 | 山本郡八峰町 | 6,086 | 58 | 0.9% |
| 5 | 雄勝郡羽後町 | 13,036 | 113 | 0.9% |
| 6 | 山本郡藤里町 | 2,746 | 21 | 0.8% |
| 7 | 鹿角市 | 27,069 | 202 | 0.8% |
| 8 | 北秋田市 | 27,834 | 209 | 0.8% |
| 9 | 能代市 | 47,247 | 347 | 0.7% |
| 10 | 大館市 | 65,492 | 468 | 0.7% |
| 11 | にかほ市 | 22,075 | 151 | 0.7% |
| 12 | 秋田市 | 293,729 | 1,959 | 0.7% |
| 13 | 横手市 | 80,777 | 524 | 0.7% |
| 14 | 山本郡三種町 | 14,170 | 86 | 0.6% |
| 15 | 仙北市 | 22,859 | 118 | 0.5% |
| 16 | 大仙市 | 73,794 | 377 | 0.5% |
| 17 | 湯沢市 | 39,484 | 198 | 0.5% |
| 18 | 由利本荘市 | 70,409 | 340 | 0.5% |
| 19 | 南秋田郡大潟村 | 2,945 | 14 | 0.5% |
| 20 | 潟上市 | 31,271 | 144 | 0.5% |
| 21 | 仙北郡美郷町 | 17,444 | 79 | 0.5% |
| 22 | 男鹿市 | 23,355 | 103 | 0.4% |
| 23 | 南秋田郡八郎潟町 | 5,176 | 16 | 0.3% |
| 24 | 南秋田郡五城目町 | 7,814 | 12 | 0.1% |
| 25 | 南秋田郡井川町 | 4,157 | 3 | 0.1% |
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外国人比率TOP5 各市区町村の詳細
第1位 雄勝郡東成瀬村 ― 外国人比率6.4%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| スリランカ | 140人 |
| フィリピン | 6人 |
| 中国 | 3人 |
| 米国 | 1人 |

雄勝郡東成瀬村は、総人口2,334人に対して外国人住民が149人、外国人比率6.4%と秋田県内で最も高い数値を示しています。
岩手県との県境に位置する東成瀬村は、ブナの原生林に囲まれた山深い村です。成瀬ダムの建設工事が進む中、建設関連・農業分野での外国人労働者が増加しています。東成瀬スキー場など豊かな自然資源を活かした観光も盛んです。
- 総人口:2,334人
- 外国人住民数:149人
- 外国人比率:6.4%(県内1位)
- 代表的なスポット:成瀬ダム・東成瀬スキー場・ブナの森
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雄勝郡東成瀬村は、山間の農業の村という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、栗駒山・成瀬ダム(建設中)・山菜・農産物があります。
第2位 北秋田郡上小阿仁村 ― 外国人比率1.1%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| フィリピン | 18人 |
| アイルランド | 1人 |
| オーストラリア | 1人 |

北秋田郡上小阿仁村は、総人口1,869人に対して外国人住民が20人、外国人比率1.1%で県内第2位です。
秋田県中部の山間に位置する上小阿仁村は、林業・農業が主要産業です。人口減少が続く過疎地域ながら、外国人技能実習生の受入により地域産業を維持しています。
- 総人口:1,869人
- 外国人住民数:20人
- 外国人比率:1.1%(県内2位)
- 代表的なスポット:小阿仁川・上小阿仁村ふれあいセンター
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北秋田郡上小阿仁村は、秋田の山村という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、山菜・農産物があります。
第3位 鹿角郡小坂町 ― 外国人比率0.9%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ベトナム | 22人 |
| インドネシア | 10人 |
| フィリピン | 5人 |
| 韓国 | 2人 |
| タイ | 2人 |

鹿角郡小坂町は、総人口4,421人に対して外国人住民が42人、外国人比率0.9%で県内第3位です。
明治時代の銅山で栄えた小坂町には、国指定重要文化財の芝居小屋「康楽館」や小坂鉄道レールパークなど歴史的資産が残ります。農業・製造業での外国人労働者が居住しており、歴史と多文化が共存しています。
- 総人口:4,421人
- 外国人住民数:42人
- 外国人比率:0.9%(県内3位)
- 代表的なスポット:康楽館(重要文化財)・小坂鉄道レールパーク
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鹿角郡小坂町は、元鉱山の町、明治期の繁栄の歴史という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、康楽館(重文)・小坂鉄道レールパーク・農産物があります。
第4位 山本郡八峰町 ― 外国人比率0.9%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ベトナム | 37人 |
| フィリピン | 7人 |
| ネパール | 5人 |
| インド | 3人 |
| タイ | 2人 |

山本郡八峰町は、総人口6,086人に対して外国人住民が58人、外国人比率0.9%で県内第4位です。
白神山地の麓に位置する八峰町は、世界自然遺産の白神山地と日本海に挟まれた豊かな自然環境を誇ります。八峰白神ジオパークとしても認定されており、農業・漁業での外国人技能実習生が活躍しています。
- 総人口:6,086人
- 外国人住民数:58人
- 外国人比率:0.9%(県内4位)
- 代表的なスポット:八峰白神ジオパーク・白神山地
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山本郡八峰町は岩館駅(五能線)を代表駅とする、日本海沿岸の農漁業の町の性格を持つ地域です。
地域を思い浮かべる目印には、ハタハタ・農産物があります。
第5位 雄勝郡羽後町 ― 外国人比率0.9%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| 中国 | 40人 |
| ベトナム | 20人 |
| フィリピン | 19人 |
| カンボジア | 18人 |
| ミャンマー | 5人 |

雄勝郡羽後町は、総人口13,036人に対して外国人住民が113人、外国人比率0.9%で県内第5位です。
羽後町は、国指定重要無形民俗文化財「西馬音内盆踊り」で全国的に知られています。農業(特に米作り)が盛んな地域で、外国人技能実習生が農業分野で多く就労しています。
- 総人口:13,036人
- 外国人住民数:113人
- 外国人比率:0.9%(県内5位)
- 代表的なスポット:西馬音内盆踊り会場・羽後町農村公園
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秋田県 外国人比率 TOP10グラフ

秋田県における外国人居住の特徴
秋田県の外国人住民分布には、以下のような特徴が見られます。
- 東成瀬村が6.4%と突出して高く、2位以下を大きく引き離している
- 農業・林業・建設業での外国人技能実習生が比率を押し上げている
- 人口減少・過疎化が進む山間部の市区町村で外国人受入が進んでいる
- 秋田市は絶対数(1,959人)は多いが比率は0.7%と中位
- 白神山地周辺(八峰町・藤里町)など自然豊かな地域でも外国人比率が上位
まとめ
秋田県では雄勝郡東成瀬村(6.4%)が突出しており、2位以下との差が大きいのが特徴です。農業・林業・建設業での外国人技能実習生受入が県内全域で進んでおり、人口減少が深刻な過疎地域での労働力確保において外国人住民が重要な役割を担っています。
秋田県の外国人 国籍別ランキング(令和6年末)
法務省「在留外国人統計(令和6年12月末)」による秋田県在住の外国人の国籍別内訳です。
| 順位 | 国籍・地域 | 人数 |
|---|---|---|
| 1位 | ベトナム | 1,086人 |
| 2位 | フィリピン | 1,011人 |
| 3位 | 中国 | 939人 |
| 4位 | インドネシア | 526人 |
| 5位 | 韓国 | 470人 |
秋田県ではベトナムが最も多く、ベトナム・フィリピン・中国を中心とした外国人が居住しています。技能実習・特定技能・留学生として来日した方が多く、農業・製造業・サービス業で活躍しています。在留外国人の国籍構成は地域の産業・歴史・地理的条件を色濃く反映しており、多様な文化的背景を持つ人々が地域社会に貢献しています。
秋田県の治安情報もチェック
外国人が多い地域の治安が気になる方は、東北・北海道地方の治安ランキング記事もあわせてご覧ください。市区町村別の犯罪発生率や住みやすさの観点から、秋田県周辺の治安情報を詳しく解説しています。
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雄勝郡羽後町は、農業の町という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、農産物・米があります。



