福島県では、農業・製造業が盛んな白河地域や会津地方を中心に外国人住民が増加しています。本記事では、総務省の住民基本台帳(令和7年)をもとに、福島県内59市区町村の外国人比率ランキングを完全公開します。

福島県 外国人比率ランキング 完全版(全59市区町村)
以下の表は、福島県内の全市区町村を外国人比率の高い順に並べたものです。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ福島県に外国人住民が多い地域があるのですか?
A. 福島県では製造業・農業・漁業・観光業などの産業において外国人労働者の需要が高く、技能実習・特定技能などの在留資格で来日した外国人が定住するケースが増えています。また都市部では留学生や「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人も多く居住し、地域経済を支える重要な存在となっています。
Q. 外国人が多い地域は治安が悪いのですか?
A. 外国人が多いことと治安の悪さは必ずしも直結しません。犯罪統計を見ると、外国人比率と犯罪発生率の間に明確な相関はなく、地域の治安は行政のサポート体制・地域コミュニティの連携・経済状況など多くの要因によって決まります。実際に外国人比率が高くても治安の良い地域は数多く存在します。
Q. どのような在留資格の外国人が多いですか?
A. 在留資格は地域の産業構造により異なります。製造業・農業が盛んな地域では「技能実習」「特定技能」が多く、都市部では「永住者」「日本人の配偶者等」「留学生」「技術・人文知識・国際業務」などが多い傾向があります。福島県では地域の産業特性に応じた多様な在留資格の外国人が居住しています。
Q. 今後の外国人人口の見通しはどうなりますか?
A. 日本全体の少子高齢化・労働力不足を背景に、外国人労働者・移住者の受け入れは今後も拡大する見通しです。福島県においても産業の担い手として外国人住民のさらなる増加が予測されており、多文化共生社会の実現に向けた行政・地域コミュニティの取り組みが一層重要になるでしょう。
| 順位 | 市区町村名 | 総人口 | 外国人数 | 外国人比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 耶麻郡北塩原村 | 2,394 | 74 | 3.1% |
| 2 | 西白河郡泉崎村 | 6,092 | 170 | 2.8% |
| 3 | 石川郡古殿町 | 4,517 | 110 | 2.4% |
| 4 | 双葉郡楢葉町 | 6,409 | 148 | 2.3% |
| 5 | 田村郡小野町 | 8,864 | 192 | 2.2% |
| 6 | 石川郡平田村 | 5,352 | 114 | 2.1% |
| 7 | 西白河郡西郷村 | 20,616 | 398 | 1.9% |
| 8 | 南会津郡只見町 | 3,690 | 71 | 1.9% |
| 9 | 西白河郡矢吹町 | 16,807 | 323 | 1.9% |
| 10 | 西白河郡中島村 | 4,732 | 79 | 1.7% |
| 11 | 東白川郡塙町 | 7,821 | 130 | 1.7% |
| 12 | 岩瀬郡天栄村 | 5,171 | 81 | 1.6% |
| 13 | 白河市 | 57,085 | 882 | 1.6% |
| 14 | 双葉郡葛尾村 | 1,216 | 18 | 1.5% |
| 15 | 伊達郡川俣町 | 11,412 | 165 | 1.4% |
| 16 | 相馬郡飯舘村 | 4,506 | 65 | 1.4% |
| 17 | 二本松市 | 50,358 | 716 | 1.4% |
| 18 | 双葉郡広野町 | 4,531 | 64 | 1.4% |
| 19 | 双葉郡川内村 | 2,233 | 31 | 1.4% |
| 20 | 東白川郡棚倉町 | 12,789 | 169 | 1.3% |
| 21 | いわき市 | 303,171 | 3,786 | 1.3% |
| 22 | 双葉郡富岡町 | 11,316 | 140 | 1.2% |
| 23 | 田村市 | 32,982 | 401 | 1.2% |
| 24 | 本宮市 | 29,712 | 360 | 1.2% |
| 25 | 郡山市 | 312,433 | 3,684 | 1.2% |
| 26 | 南相馬市 | 55,774 | 617 | 1.1% |
| 27 | 伊達市 | 55,997 | 607 | 1.1% |
| 28 | 石川郡玉川村 | 6,050 | 64 | 1.1% |
| 29 | 会津若松市 | 110,841 | 1,105 | 1.0% |
| 30 | 石川郡浅川町 | 5,782 | 55 | 0.9% |
| 31 | 石川郡石川町 | 13,654 | 125 | 0.9% |
| 32 | 東白川郡鮫川村 | 2,846 | 26 | 0.9% |
| 33 | 福島市 | 264,652 | 2,374 | 0.9% |
| 34 | 河沼郡会津坂下町 | 14,217 | 127 | 0.9% |
| 35 | 耶麻郡猪苗代町 | 12,552 | 110 | 0.9% |
| 36 | 伊達郡国見町 | 8,095 | 70 | 0.9% |
| 37 | 大沼郡金山町 | 1,749 | 15 | 0.9% |
| 38 | 喜多方市 | 43,519 | 366 | 0.8% |
| 39 | 相馬市 | 32,261 | 267 | 0.8% |
| 40 | 相馬郡新地町 | 7,445 | 61 | 0.8% |
| 41 | 須賀川市 | 72,918 | 571 | 0.8% |
| 42 | 南会津郡南会津町 | 13,349 | 104 | 0.8% |
| 43 | 東白川郡矢祭町 | 5,145 | 39 | 0.8% |
| 44 | 岩瀬郡鏡石町 | 12,356 | 92 | 0.7% |
| 45 | 耶麻郡西会津町 | 5,408 | 40 | 0.7% |
| 46 | 耶麻郡磐梯町 | 3,151 | 23 | 0.7% |
| 47 | 双葉郡大熊町 | 9,944 | 60 | 0.6% |
| 48 | 双葉郡双葉町 | 5,294 | 32 | 0.6% |
| 49 | 田村郡三春町 | 16,080 | 95 | 0.6% |
| 50 | 伊達郡桑折町 | 10,951 | 61 | 0.6% |
| 51 | 大沼郡昭和村 | 1,085 | 6 | 0.6% |
| 52 | 大沼郡三島町 | 1,327 | 7 | 0.5% |
| 53 | 双葉郡浪江町 | 14,632 | 74 | 0.5% |
| 54 | 安達郡大玉村 | 8,817 | 36 | 0.4% |
| 55 | 南会津郡檜枝岐村 | 484 | 2 | 0.4% |
| 56 | 河沼郡柳津町 | 2,841 | 10 | 0.3% |
| 57 | 河沼郡湯川村 | 2,980 | 10 | 0.3% |
| 58 | 大沼郡会津美里町 | 18,117 | 53 | 0.3% |
| 59 | 南会津郡下郷町 | 4,792 | 13 | 0.3% |
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外国人比率TOP5 各市区町村の詳細
第1位 耶麻郡北塩原村 ― 外国人比率3.1%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| スリランカ | 27人 |
| ベトナム | 22人 |
| 中国 | 7人 |
| ネパール | 4人 |
| 韓国 | 3人 |

耶麻郡北塩原村は、総人口2,394人に対して外国人住民が74人、外国人比率3.1%と福島県内で最も高い数値を示しています。
磐梯山の北麓に広がる裏磐梯エリアに位置する北塩原村は、五色沼や桧原湖などの観光地を有します。観光・リゾート関連施設での外国人スタッフが多く居住しており、豊かな自然環境の中で多文化共生が進んでいます。
- 総人口:2,394人
- 外国人住民数:74人
- 外国人比率:3.1%(県内1位)
- 代表的なスポット:裏磐梯・桧原湖・五色沼
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耶麻郡北塩原村は、磐梯高原の湖沼地帯という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、桧原湖・磐梯山・農産物・山菜があります。
第2位 西白河郡泉崎村 ― 外国人比率2.8%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ベトナム | 110人 |
| 中国 | 14人 |
| フィリピン | 13人 |
| ネパール | 11人 |
| ミャンマー | 11人 |

西白河郡泉崎村は、総人口6,092人に対して外国人住民が170人、外国人比率2.8%で県内第2位です。
白河市に隣接する泉崎村は、製造業・農業が盛んな地域です。外国人技能実習生が工場・農場で多く就労しており、国指定史跡の泉崎横穴など歴史的資源も有しています。
- 総人口:6,092人
- 外国人住民数:170人
- 外国人比率:2.8%(県内2位)
- 代表的なスポット:泉崎横穴(国指定史跡)
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西白河郡泉崎村は泉崎駅を代表駅とする、農業と工業の村の性格を持つ地域です。
地域を思い浮かべる目印には、農産物・工業製品があります。
第3位 石川郡古殿町 ― 外国人比率2.4%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| フィリピン | 47人 |
| 中国 | 29人 |
| ミャンマー | 14人 |
| インドネシア | 9人 |
| ブラジル | 6人 |

石川郡古殿町は、総人口4,517人に対して外国人住民が110人、外国人比率2.4%で県内第3位です。
古殿町は全国でも珍しい流鏑馬の伝統を持ち、古殿八幡神社の流鏑馬まつりは国指定無形民俗文化財です。農業・林業での外国人技能実習生が居住しており、伝統文化と多文化共生が共存する地域です。
- 総人口:4,517人
- 外国人住民数:110人
- 外国人比率:2.4%(県内3位)
- 代表的なスポット:流鏑馬まつり・古殿八幡神社
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石川郡古殿町は、農業の町という街のイメージがあります。
地域を思い浮かべる目印には、農産物・山菜・ゆずがあります。
第4位 双葉郡楢葉町 ― 外国人比率2.3%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| ベトナム | 96人 |
| フィリピン | 13人 |
| 中国 | 12人 |
| ネパール | 11人 |
| インドネシア | 4人 |

双葉郡楢葉町は、総人口6,409人に対して外国人住民が148人、外国人比率2.3%で県内第4位です。
東日本大震災・原発事故からの復興が進む楢葉町には、サッカー日本代表の強化拠点「Jヴィレッジ」があります。廃炉作業・復興関連工事での外国人労働者も増加しており、復興の象徴として多くの人々が集まっています。
- 総人口:6,409人
- 外国人住民数:148人
- 外国人比率:2.3%(県内4位)
- 代表的なスポット:Jヴィレッジ・木戸川渓谷
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双葉郡楢葉町は木戸駅(常磐線)を代表駅とする、東日本大震災・原発事故からの復興中の性格を持つ地域です。
地域を思い浮かべる目印には、農産物・海産物があります。
第5位 田村郡小野町 ― 外国人比率2.2%
| 国籍・地域 | 在留外国人数(令和6年12月) |
|---|---|
| インドネシア | 103人 |
| ベトナム | 30人 |
| ブラジル | 19人 |
| フィリピン | 14人 |
| 中国 | 9人 |

田村郡小野町は、総人口8,864人に対して外国人住民が192人、外国人比率2.2%で県内第5位です。
小野町は小野小町の出生地伝説で知られ、夏井川沿いの千本桜が春の観光名所です。製造業・農業での外国人技能実習生が多く居住しており、自然豊かな環境の中で多文化共生が進んでいます。
- 総人口:8,864人
- 外国人住民数:192人
- 外国人比率:2.2%(県内5位)
- 代表的なスポット:夏井千本桜・小野小町伝説地
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福島県 外国人比率 TOP10グラフ

福島県における外国人居住の特徴
福島県の外国人住民分布には、以下のような特徴が見られます。
- 白河地域(泉崎村・西郷村・矢吹町・中島村)に外国人比率の高い市区町村が集中
- 農業・製造業での外国人技能実習生・特定技能外国人が県全域で増加
- 双葉郡(楢葉町・広野町・富岡町等)では復興需要による外国人労働者も増加
- いわき市・郡山市は絶対数は多いが比率は1%前後
- 裏磐梯・猪苗代などの観光地でもリゾート関連の外国人スタッフが居住
まとめ
福島県では耶麻郡北塩原村(3.1%)・西白河郡泉崎村(2.8%)・石川郡古殿町(2.4%)が上位3位を占めています。農業・製造業での技能実習生受入と、東日本大震災からの復興需要が福島県の外国人居住を特徴づけています。全59市区町村のデータを通じて、地域ごとの多文化共生の状況が浮かび上がります。
福島県の外国人 国籍別ランキング(令和6年末)
法務省「在留外国人統計(令和6年12月末)」による福島県在住の外国人の国籍別内訳です。
| 順位 | 国籍・地域 | 人数 |
|---|---|---|
| 1位 | ベトナム | 5,097人 |
| 2位 | フィリピン | 3,106人 |
| 3位 | 中国 | 3,101人 |
| 4位 | インドネシア | 1,698人 |
| 5位 | ネパール | 1,284人 |
福島県ではベトナムが最も多く、ベトナム・フィリピン・中国を中心とした外国人が居住しています。技能実習・特定技能・留学生として来日した方が多く、農業・製造業・サービス業で活躍しています。在留外国人の国籍構成は地域の産業・歴史・地理的条件を色濃く反映しており、多様な文化的背景を持つ人々が地域社会に貢献しています。
福島県の治安情報もチェック
外国人が多い地域の治安が気になる方は、東北・北海道地方の治安ランキング記事もあわせてご覧ください。市区町村別の犯罪発生率や住みやすさの観点から、福島県周辺の治安情報を詳しく解説しています。
👉 東北・北海道地方の治安が悪い市区町村ランキング【2026年版】
外国人比率関連記事
👉 北海道・東北地方の外国人比率ランキング(市区町村別詳細)
👉 都道府県別 外国人比率ランキング【全47都道府県・2026年最新】
👉 市区町村別 外国人比率ランキングTOP100【2026年最新版】
福島県は東北地方の南部に位置し、会津・中通り・浜通りの三つの地域からなる広大な県です。農業・製造業が盛んな白河地域や郡山市を中心に外国人住民が増加しており、食品加工業や電子部品製造業の工場では外国人労働者が欠かせない存在となっています。
農業分野では、果樹や野菜の栽培が盛んな地域を中心に外国人技能実習生の受け入れが積極的に行われています。特にベトナムやインドネシア出身の実習生が農業の担い手として地域に定着しており、収穫期を中心に多くの外国人が農家での作業に従事しています。
2011年の東日本大震災と原子力発電所事故からの復興が続く福島県では、建設・インフラ関連の分野でも外国人労働者が一定の役割を担ってきました。近年は復興の進展とともに製造業や観光業での外国人雇用が拡大しており、多文化共生社会の実現に向けた取り組みも強化されています。今後も外国人居住者の増加が見込まれ、地域社会との共生が重要なテーマとなっています。また、外国人住民の子どもたちへの教育支援も充実しつつあり、福島県が掲げる多文化共生の理念のもとで外国人が安心して暮らせる環境の整備が着実に進んでいます。
関連記事: 福島県治安の悪い住んではいけない市区町村ランキング
田村郡小野町は小野新町駅(磐越東線)を代表駅とする、農業の町、小野小町ゆかりの地(伝説)の性格を持つ地域です。
地域を思い浮かべる目印には、農産物があります。



